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ccr解説

ccr遺伝子:cassette chromosome recombinase (ccr)遺伝子はSCCmecの染色体からの部位特異的脱落と染色体への部位特異的脱落と挿入に関与しているsite-specific recombinaseです。ccr遺伝子には、ccrA, ccrB, ccrCの3種類が知られています。それらの遺伝子はSCCmecやSCC上に、二つの遺伝子のセットとして存在する場合(ccrA, ccrBの組み合わせ)と単独で存在する場合(ccrC)があります。ccrAccrB遺伝子の場合はSCCmecの切り出しと挿入にその両者が必要ですが、ccrCの場合は単独でそれを行うことができます。

ccr遺伝子複合体ccr遺伝子の周辺のORFにも共通性が見られ、相互に高いホモロジーを示します。そこでこれらの遺伝子をまとめてccr遺伝子複合体と呼んでいます。これまでに5つのタイプのccr遺伝子複合体が報告されています。

Type-1ccr遺伝子複合体はその中心にccrA1ccrB1を、type-2 ccr遺伝子複合体はその中心にccrA2ccrB2を、type-3 ccr遺伝子複合体はその中心にccrA3ccrB3を、type-4 ccr遺伝子複合体はその中心にccrA4ccrB4を、type-5 ccr遺伝子複合体はその中心にccrCを持っています。